鹿児島国体 高校野球硬式 土浦日大(茨城)が優勝 49年ぶり2度目 準決勝で履正社下す

高校野球硬式で優勝した土浦日大の選手=平和リース球場

国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第5日は11日、鹿児島県鹿児島市の平和リース球場などで行われ、特別競技の高校野球硬式の準決勝では土浦日大(茨城)と仙台育英(宮城)が勝ち、両校優勝となった。土浦日大の優勝は1974年の茨城国体以来、49年ぶり2度目。仙台育英は11年ぶり2度目の優勝。雨天順延の影響で決勝は行わない。

今夏の全国選手権大会で4強入りした土浦日大は履正社(大阪)を8-7で下した。九回2死から逆転。塚原歩生真主将(3年)は「目標の日本一がかなった」と話した。

同大会で準優勝した仙台育英は北海(北海道)に9-7で競り勝った。

■高校野球(平和リース球場)=茨城県勢記録
▽硬式準決勝
土浦日大(茨城) 003101003│8
履正社(大阪)  040001200│7

(土)小森、畑、伊藤彩、藤本-塚原
(履)増田、今仲、渡辺、福田-坂根、野上

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