婚活サバイバル時代ともいわれる近年、婚活に励む女性は年々増加しています。
同じ時期に婚活を始めた友人は彼氏ができたり結婚したりしているのに、自分にはなかなか彼氏ができない、結婚できない……とお悩みの女性も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、周囲の婚活に成功した女性の意見をもとに、婚活が長引きやすい女性の特徴をご紹介します。
要注意!経験者が語る、婚活が長引きやすい女性の特徴
1: 条件のみで男性を見る
「婚活アプリで婚活をしていると、条件で絞って検索できるものも多いからか、条件のみで男性を見てしまう現象が起こりがち。
私もまさにそうでしたが、条件が完璧でも実際にお付き合いすると結婚生活を送る想像がつかなかったり、漠然とこの人じゃないのでは? という気持ちになったりしました。
実際に婚活を始めてから、年単位で時間が過ぎてしまい……そこで絶対に譲れない一つの条件だけに絞って、あとは柔軟に考えるようにしたところ、今の彼氏に出会い、現在結婚を前提にお付き合いをしています」(35歳/事務)
年収や職業、身長など、条件のみで男性を見ている女性は婚活が長引きやすい傾向にあります。
年齢を重ねると、一人で過ごす時間が長くなることで、気付かないうちに“自分だけのこだわり”を持ちがち。
これは男性も女性も同様ですが、条件のみでお相手を選んでしまうと、一緒に生活をすることを考えたり、実際に同棲したりした時に、違和感を抱くことが多いんだそう。
条件だけでなく、価値観や一緒にいて落ち着くかどうかということを大切にしましょう。
とはいえ、婚活アプリでは条件を絞ってお相手を探した方が効率的です。しかし、全てが完璧で理想通りのお相手はいません。
こちらの女性のように、絶対に譲れない条件は何かを考え、それ以外は柔軟に対応するのがおすすめです。
2: 占いに傾倒しがち
「友人で数年婚活に励んでいる女性がいます。同じくらいの時期に婚活を始めて、私は結婚することができたのですが、彼女はまだ独身で……。
人当たりもよく、コミュニケーション能力も高いのに、なかなか彼氏ができなかったり、付き合ってもすぐに別れてしまったりで、なぜなんだろう? と私も謎に思っていました。
ある時気づいたんですが、彼女は占いに傾倒しがちなんです!
『占いで今はいい出会いがないと言われたから婚活を休む』『この人とは相性がイマイチと言われたから別れる』などと言って、自分の意思で婚活していないんですよね……」(34歳/自営業)
占いが好きという女性は多いですよね! 筆者もネットサーフィンをしている時に占いがあるとついつい見てしまったり、友人と占い鑑定に行ったりしたこともあります。
占いが好きなことが悪いのではなく、占いに傾倒し過ぎてしまうことが問題なのです。
こちらのエピソードに登場した女性のように、自分の意思がなく占いのみを基準にして婚活していては、実を結ぶのはなかなか難しいのではないでしょうか。
とはいえ、占いに背中を押されたり、勇気をもらって行動できたりということもあります。
あくまで占いはお助け的なものとして、自分の意思を大事に婚活することが大切なのではないでしょうか。
3: 常に相手に原因を見出そうとする
「自分も昔はそうでしたが、うまくいかなかった時に他責でしか物事を見られない女性は婚活が長引きやすいと思います。
特に厄介なのが、そういう女性同士で仲がいい場合!
もちろん友人ですから、恋愛がうまくいかなかった時は慰めたり、相手の男性の悪口を言ったりしてしまうのはわかるんです。
でも、本人がその影響もあって『出会った相手が悪かったんだ』と思い込んでしまうと、自分の非に気付けないままなんですよね……」(32歳/Webデザイナー)
恋愛でうまくいかなかった時、自分は全く悪いところはなかった、出会った相手が悪かった、と思いたくなる気持ちは理解できます。
しかし、客観的に振り返ってみると、相手だけが悪いというケースはほとんどないのではないでしょうか。
常に相手に原因を見出そうとしてしまうと、何度も同じ過ちを犯してしまうことにもつながりかねません。
恋愛でうまくいかなかった際に、友人に優しく肯定してもらった時はその優しさだけを受け取り、自分自身の行動を改めて振り返ってみることが大切です。
4: 違和感に蓋をする
「友人で婚活が長引いている女性がいます。彼女は、婚活アプリで出会った相手に違和感を抱いても蓋をしてしまうタイプ。
『条件がいいから』『完璧な人はいないから』といって、スルーしてはいけない違和感に蓋をしてしまうんですよね……。
結局、ある程度の期間お付き合いが続いたところで、蓋をしていた違和感をスルーできなくなってしまい別れる……ということを繰り返しています」(29歳/営業)
付き合ってからいわゆる「ざわつき」を感じたことはありませんか?
特にマッチングアプリなどの出会いでは、既婚者が紛れていたり、ヤリモクといわれる体の関係目的の男性が潜んでいたりします。
それだけでなく、モラハラ気質があったり、明らかに性格が合わなかったりということもあります。
もちろん完璧な男性はいません。それは女性も同様ですよね。
しかし、明らかに無視してはいけない違和感に蓋をしてしまうと、結局結婚に至らず別れる、ということになります。
それを繰り返すことによって、結果婚活が長引いてしまうのではないでしょうか。
5: 周りのアドバイスに聞く耳を持たない
「友人で、結婚相談所と婚活アプリで婚活をしたけど、未だ結婚に至っていない女性がいます。
彼女の婚活が長引いている原因は、人のアドバイスに聞く耳を持たないからだと思います。
例えば、婚活アプリで出会った男性とすぐに付き合ってしまったり、体の関係を持ってしまったり……。お互いの信頼関係を築く前に結果を求めているので、いつも短期間のお付き合いで終わってしまうんです。
それについてアドバイスしても『もう私には時間がないから』と、聞く耳を持ってもらえなくて。そうなると同じことの繰り返しですよね」(33歳/営業)
自分の性格は自分が1番わかっていますし、自分を幸せにできるのは自分です。
しかし、それと人のアドバイスに聞く耳を持たないことはイコールではありません。
出産を希望している女性は特に焦りを感じてしまう気持ちは理解できますが、年齢を重ねると、率直にアドバイスをしてくれる友人も減っていくものです。
これまで自分流で恋愛をしてきて、同じような失敗を繰り返しているのであれば、一度人のアドバイスを聞いて、試してみるのもひとつの手です。
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婚活が長引きやすい女性の特徴の共通点は、「自分を客観視できない」「自分の行いを振り返ることができない」「変化する勇気を持てない」ということなのではないでしょうか。
現代では、結婚することが幸せだという考えを持っていない人も増えています。
必ずしも結婚という選択をしなくてもいいとされる世の中で、結婚がしたいから婚活に励む気持ちは素敵なものです。
せっかく婚活をするのであれば、幸せを掴みたいですよね。
幸せを掴むためには、これまでの婚活での経験を振り返り、自分の過ちに気づくことができたら、勇気を持って一歩を踏み出すことが大切です。
(mimot.(ミモット)/ Hanako Iguchi)