30年札幌五輪断念 道内経済界、招致戦略練り直し 目標時期議論できず

 札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が2030年冬季五輪・パラリンピック招致断念を表明したことで、道内経済界も34年大会以降の招致を見据え戦略の見直しに入るが、「何年大会を目指すのか、まだ時期の議論にも入れない」(経済団体幹部)という。34年大会は年内にも、30年と同時に他都市開催が内定する可能性があるためで、当面は推移を見守るしかない状況だ。

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