ユーベMFファジョーリが違法賭博行為の疑いで捜査対象に…サッカー賭博関与なら3年の出場停止も

ユーベ期待の若手MFファジョーリに長期出場停止の可能性[写真:Getty Images]

ユベントスに新たな長期出場停止者が出る可能性が浮上している。

イタリア『La Stampa』は11日、ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(22)が違法賭博行為の疑いでトリノ検察から捜査を受けていると報じた。

報道によると、ファジョーリはその他の匿名の容疑者と共に、違法なオンライン・ベッティング・プラットフォームのユーザーをターゲットにした犯罪捜査に関与しているという。

この報道を受け、トリノ検察のエンリカ・ガベッタ首席検察官は、「捜査のニュースを確認する」と報道が事実であることを声明で認めた。

なお、イタリアサッカー連盟(FIGC)は、選手の試合への賭博を禁止しているが、他の種類の賭博については禁止していない。ただ、現時点でファジョーリがどのような賭博に関与していたかは明かされていない。

FIGCは今回の一件をすでに把握しており、独自での捜査をすでに開始しているとのことだ。

仮に、ファジョーリがサッカーの試合に関する賭博を行っていた場合、FIGCの行動規範に基づくと、3年間の出場停止処分、2万5000ユーロ(約400万円)程度の罰金処分が科されることになる。

ファジョーリは今シーズン、ここまでのセリエAで6試合に出場。また、昨年11月に行われたアルバニア代表との国際親善試合でイタリア代表デビューを飾っていた。

ユベントスでは先日にフランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反によって長期間の出場停止処分に。これにより、契約解除の可能性も報じられている。

そういったなか、その背番号10の穴を埋める選手の一人と目されたファジョーリの捜査の動向に大きな注目が集まるところだ。

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