【ベトナム】現代自9月販売31%減、「鬼月」影響続く[車両]

韓国・現代自動車のベトナムにおける9月の新車販売台数は前年同月比31.1%減の5,977台だった。単月の販売台数としては今年最多を更新したが、3カ月連続で前年水準を下回った。

自動車市場が低迷する中で、消費者が大きな買い物を避ける習慣がある「鬼月」と呼ばれる旧暦7月(今年は8月中旬~9月中旬)が重なったことが響いた。前月からは90%増加した。

現代自の車両の組み立て生産・輸入販売を手がけるヒュンダイ・タインコン・ベトナム(HTC)によると、車種別では、小型セダン「アクセント」が前年同月比40.6%減の1,711台で最多だった。小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「クレタ」が959台、小型ハッチバック「グランドi10」が628台、SUV「ツーソン」が578台、SUV「サンタフェ」が470台で続いた。

1~9月の累計は、前年同期比26.9%減の4万1,168台だった。車種別では、アクセントが1万1,540台、クレタが6,313台、グランドi10が5,386台などとなった。

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