全国地域安全運動(11~20日)に合わせ、第45回地域安全県民大会が11日、茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれた。県内の防犯ボランティアなど約600人が参加し、安心して生活できる地域社会の実現を目指す大会宣言を採択した。
県警と県、県防犯協会が主催。県防犯協会の川又幹夫理事長は「長期間にわたりさまざまな防犯活動に従事し、地域の安心安全に貢献した」と被表彰者をたたえた。一瀬圭一県警本部長は、県内の刑法犯認知件数が昨年から増加に転じていることに触れ、「皆さんが地域のリーダーとして主体的な取り組みができるよう、あらゆる面でサポートしていく」と述べた。
大会では地域の防犯活動に尽力した団体や個人が表彰された。表彰後、特別功労者に選ばれた土浦地区防犯協会の湯原奈緒美さんが代表して大会宣言を行った。