架空の投資持ちかけ200万円詐取、容疑で男逮捕 十数人から2億5千万円詐取か

京都府警宇治署

 京都府警捜査2課と宇治署は11日、詐欺の疑いで、京都府京田辺市、自称アルバイトの男(68)を逮捕した。

 逮捕容疑は2020年11月15~16日、石川県野々市市の会社員男性(49)に電話で中国にあるとする架空のビジネススクールへの投資話を持ちかけ、「借用額200万円、期限1カ月、利子11%でお願いしたい」などとうそを言い、金沢市内のATMから指定の口座に現金200万円を振り込ませた疑い。容疑を認めているという。

 宇治署によると、利子を支払った上で繰り返し増資を求める手口で、十数人から計約2億5千万円をだまし取ったとみられる。男は21年3月に自首し、事件が発覚したという。

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