ボウリング成年男子、菅原奏(盛岡市立高出)初V 県勢17年ぶり

2103点をマークし、頂点に立った菅原奏

 【鹿児島国体取材班】国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第5日は11日、鹿児島市のサンライトゾーンでボウリング成年男子個人決勝が行われ、岩手県の菅原奏(かなで)(18)=同志社大1年、盛岡市立高=が2103点で初優勝を飾った。ホッケー少年女子は3位決定戦で京都と1-1で引き分け、両チーム3位となった。

 ボウリング個人戦は予選と決勝の合計点(計9ゲーム)で競った。菅原は前日の予選(6ゲーム)の後半3ゲームで786点をたたき出し、1455点で1位通過。8人で争われた決勝(3ゲーム)は648点をマークし、2位に24点差をつけて栄冠をつかんだ。

 菅原は「小学5年に本格的に競技を始めてから全国優勝は初めて。最終ゲームに追い上げられたが、焦らず落ち着いて投げることを意識した」と喜びに浸った。

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