【ソウル共同】米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが12日、韓国南部釜山に入港した。16日まで寄港する。抑止力強化の一環で、北朝鮮をけん制する狙い。北朝鮮が反発して弾道ミサイル発射などで対抗する可能性もある。
米原子力空母の韓国寄港は3月のニミッツ以来。レーガンは昨年9月も米韓合同演習に参加するため5年ぶりに釜山に入港し、北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返すなどして緊張が高まった。
韓国国防省は、レーガン入港は米国の「核の傘」提供を軸とする拡大抑止を増進するためだと強調している。今年で締結70年の米韓同盟を記念し、寄港中に両軍の親善を深める。