フィリーズが6本塁打の一発攻勢で快勝! 地区シリーズ突破に王手

地区シリーズ第3戦【ブレーブス2-10フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

アトランタでの2試合を1勝1敗で終え、舞台をフィラデルフィアのシチズンズバンク・パークに移したブレーブス対フィリーズの地区シリーズ第3戦は、プレーオフ史上最多タイとなる6本塁打の一発攻勢を見せたフィリーズが10対2で快勝。対戦成績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。フィリーズ先発のアーロン・ノラは6回途中6安打2失点で勝利投手に。ブレーブス先発のブライス・エルダーは3回途中5安打6失点でノックアウトされ、敗戦投手となった。

2回まで両軍無得点となった一戦は、第2戦で劇的な逆転勝利を収めたブレーブスが3回表にオジー・オルビーズのタイムリーで先制。しかし、本拠地シチズンズバンク・パークの大声援のなか、フィリーズは3回裏先頭のニック・カステヤノスのソロ本塁打で1対1の同点に追いつくと、2本のヒットで二死1・3塁のチャンスを作り、ブライス・ハーパーがライトスタンドへ豪快な3ラン本塁打を叩き込んで勝ち越しに成功した。

ハーパーの一発の直後、フィリーズはさらに二死1・2塁のチャンスを作り、ブレーブス先発のエルダーをノックアウト。2番手のマイケル・トンキンからJ・T・リアルミュートが2点タイムリー二塁打を放って一挙6得点のビッグイニングとなり、5回裏にはハーパーに2打席連発となるソロ本塁打が飛び出して7対1と大量リードを奪った。

6回表二死1塁となったところでフィリーズ先発のノラはマウンドを降り、2番手のマット・ストラームが1・2塁とピンチを広げてオーランド・アルシアのタイムリーで1点を返されたが、直後の6回裏にトレイ・ターナーがソロ本塁打を放ち、再び6点リードに。8回裏にはカステヤノスとブランドン・マーシュに二者連続アーチが飛び出し、チーム合計6本塁打の一発攻勢で10対2とブレーブスを圧倒した。

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