インテル・マイアミでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)だが、レンタル移籍する可能性はないようだ。
パリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、メジャーリーグ・サッカーのインテル・マイアミに加入したメッシ。オーナーであるデイビッド・ベッカム氏の下、バルセロナ時代の同僚でもある元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、スペイン代表DFジョルディ・アルバとともに今夏新たな挑戦を始めた。
MLSの中断期間に行われたリーグスカップでは7試合で10ゴールを叩き出し、見事にタイトル獲得に貢献。その違いを見せつけたが、加入前にチームが苦戦していたMLSではケガの影響もあり5試合しか出場できず、1ゴールに終わり、チームはプレーオフ進出を逃していた。
21日でレギュラーシーズンが終了するMLS。プレーオフを逃したチームは来年2月まで公式戦がない状況だ。
メッシは10月、11月とアルゼンチン代表としてのプレーが残っているが、その後は1カ月休暇の予定となっている。
スペイン人ジャーナリストのギジュエム・バラゲ氏や移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、メッシはかつてベッカム氏や元アメリカ代表MFランドン・ドノバン、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏などが利用した短期のレンタル移籍はないという。
「メッシは他の選手と同様に約1カ月の休暇を取ることになる。だから、サウジなどへの移籍は忘れたほうが良い」
11月下旬から年末まで休暇を取り、年明けからは2月からの新シーズンに向けた準備をスタートするとされているメッシ。バルセロナがレンタルで復帰させるという噂も浮上していたが、インテル・マイアミに集中し続けることになるようだ。
