中盤補強を目論むバルセロナ、アーセナルMFジョルジーニョの獲得に関心寄せる

アーセナルでは貴重な控えとしてプレーするジョルジーニョ[写真:Getty Images]

アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(31)に対して、バルセロナが関心を寄せているという。『ESPN』が伝えた。

ジョルジーニョはナポリでその名を知らしめると、マウリツィオ・サッリ監督(現ラツィオ監督)と共に2018年7月にチェルシーへと移籍。“サッリボール”の体現者としてチームを牽引しヨーロッパリーグ(EL)のトロフィーを獲得した。

サッリ監督はすぐにチームを去ることとなったが、その後もチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献するなどし、ゲームメーカーとして高いパフォーマンスを発揮していた。

しかし、中盤補強に動いたチェルシーの影響もあり、2023年1月にアーセナルへと完全移籍。控えという立場でありながらも類稀なるパスセンスを見せつけ、貴重な戦力となっている。

試合以外でも若いチームに与える影響は大きく、ジョルジーニョがトレーニングで見せるものには今夏加入したイングランド代表MFデクラン・ライスも感心しているとのことだ。

ジョルジーニョは今夏移籍の噂があったものの残留。今季も先発出場は1試合のみだが、プレミアリーグでは6試合に出場している。

そんな中、中盤の補強を画策しているバルセロナが関心。今夏コートジボワール代表MFフランク・ケシエ(アル・アハリ)、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(インテル・マイアミ)が退団したことで手薄となっている中盤の代役に獲得したい意向があるという。

今夏はマンチェスター・シティからドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、そしてカンテラーノであるMFオリオル・ロメウを獲得したが、もう1人欲しいと考えているとのこと。バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒやリバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラも候補となっている。

より出番を求めるのであれば、ジョルジーニョの退団は十分考えられるが、アーセナルとの契約は2024年夏までであり、フリーになってからの移籍もありそうだ。

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