「サポカーの性能に感動」 庄内町で体験講習会

庄内町の交通安全関係団体メンバーが安全運転サポート車の機能を実感した体験会=庄内署

 安全運転サポート車(サポカー)の体験講習会が11日、庄内町の庄内署(吉田克志署長)で開かれ、同町の交通安全関係団体の約20人が乗車して特性を学んだ。

 高齢ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違い事故などを防ぐため、同署と酒田市のトヨタカローラ山形山居町店が主催した。サポカーは同店スタッフが運転し、参加者は助手席に乗って自動で停止や駐車する機能を体験した。

 停止機能の体験では、前方に設置されたパネルに向かって進むと、約20センチ手前で自動で止まった。同町余目、団体職員河村清男さん(65)は「サポカーの性能に感動した」と驚きながらも「機能に頼りすぎず、使いこなして運転したい」。気を引き締め、ドライバーとしての責任の重さを再確認していた。

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