iDeCoは加入期間が終わったら、すぐに受け取るべきなのか?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

老後にどうやって受け取るの?iDeCoの〝出口戦略〟

iDeCoの加入はこれまで60歳までとされてきましたが、2022年10月以降は国民年金の加入者なら65歳まで継続できるようになります。会社員として働く第2号被保険者は、その身分で働き続ける限りは国民年金にも加入していることになり、iDeCoの積み立ても65歳まで継続できることになります。ただ、自営業者やフリーランス、専業主婦は原則60歳で国民年金の加入者の身分を失うので、iDeCoも60歳までとなります(任意加入者を除く)。

iDeCoは70歳まで運用を続けられる

iDeCoは加入期間が終わったら、すぐに受け取りを開始しなければならないわけではありません。掛金の積み立ては加入期間にしかできませんが、それが終わっても、すでに積み立ててきた資産は70歳までそのまま運用を続けることができます。65歳(自営業者などは60歳)で受け取るか、70歳まで運用を続けるかについては、一般的には長く続けたほうが利益を大きくなる可能性は高いといえますが、当然ながら100%ではありません。

65歳時が相場の天井で、70歳に向けて下落相場が続いて、最終的には受取額が減ってしまうということもあり得ます。退職時の相場環境はそのときになってみないとわかりません。老後の生活費や必要な費用、老後の生活設計などによっても最適な受け取り方は異なります。そこで、今のうちからある程度考えておきつつ、最終判断は近くなってから行なうつもりでいればよいでしょう。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

結局、一般NISA・つみたてNISAどっちがいいの?

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今や7人にひとりがNISAの口座を持っているといわれていますが、そもそもNISAとつみたてNISAの違いが分からず、どちらを始めるか悩む方も多いのではないでしょうか。

下のチェックボックスにチェックをいれて、自分にあう資産形成を確認しましょう。

□ 投資できる商品が多く、戦略の幅が広い
□ 投資商品は、国の基準を満たした投資運用向け
□ 投資先や投資のタイミングは自分で決めたい
□ 自動で投資してくれて手間がかからないものがいい
□ 投資先を考える時間を節約したい
□ まとまったお金を投資したい
□ 将来を見据えてじっくり投資したい

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最近よく耳にするNISAやiDeCo。

でもどんなものなのか全く分からないし、商品を選んだり難しそうだから・・・・・・と感じている方も多いはず。

だけど、銀行にお金を預けているだけではなかなか増えないのが現実。

この小冊子では、NISAとiDeCoの仕組みをマンガでわかりやすく解説。

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書籍情報:『ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ)

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