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食品ロス削減を目指し、県は今月から、飲食店での食べ残し減につなげる「おいしい食べきり運動」を展開している。適量注文や、宴会時などで最初の30分と最後の10分に自席で料理を食べる「3010運動」推進を求めるチラシを協力店舗に置き、店舗と来店者の双方の意識向上を図る。
県の「もったいない山形協力店」登録店舗を対象にチラシと設置用スタンドを最大10セット配布し、▽小盛りメニューあり▽取り分け用小皿を用意▽食べきれなかった分の持ち帰り可―など各店舗のチェックリストも設けた。11日現在、村山地域を中心に70店舗が協力。その一つ、山形市の居酒屋「いのこ家 山形田」の鹿野高志社長は「運動が、各家庭で取り組みが進む契機になればいい」と話した。
県は12月から、宿泊施設を対象に加える計画。協力店舗を募り、今月31日まで県循環型社会推進課にメールかファクスで申し込むと、11月中にチラシが送付される。