ユナイテッドDFマグワイア、出場機会を渇望 「月に1回だけプレーするつもりはない」

さらなる出場機会を望むマグワイア[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが挽回への意気込みを語った。イギリス『サン』が伝えた。

近年のパフォーマンス低下に加え、エリク・テン・ハグ監督がユナイテッドの指揮官に就任した昨シーズンから大きく出番を減らしているマグワイア。今夏はキャプテンの座も剥奪され、ウェストハムへの移籍話などの噂に立ち上ったが、結局ユナイテッドに残留。今シーズンはここまで公式戦4試合の出場にとどまっている。

それでも依然としてガレス・サウスゲイト監督からイングランド代表に招集され続けているマグワイアは、13日のオーストラリア代表戦、17日のイタリア代表戦を前に、現状に対する自身の想いを告白。状況が変わらなければ何かしら行動を起こすつもりだと明かした。

「一生ここに座り、月に1回だけプレーするつもりはない。もしこの状況が続けば、僕とクラブはこのことついてじっくり話し合うことになると確信している。しかし、現時点ではイングランド代表の2つの大きな試合に集中している」

「それから、僕はマンチェスター・ユナイテッドで自分の地位を取り戻すために戦い、チームがリーグであるべき位置まで上昇できるよう手を尽くしている。僕は自分の能力とこれまでのキャリアでやってきたことを信じている」

「ベンチにいる全ての選手は自分が先発するべきだと信じるべきだ。そうでなければ高いレベルでプレーすることはできない。それは僕も同じだ。タフな状況だったけど、試合でプレーがしたいし、クラブやチームの他のメンバーにとっても重要だと感じたい」

「自分が望むほどプレーはできていない。チャンスが来たときにそれをものにする準備ができているかどうかを確認する必要がある」

また、マグワイアは決勝点をアシストした直近のブレントフォード戦後、ドレッシングルームでテン・ハグ監督から「本当によくやった」と言われたことも明かした。さらに、テン・ハグ体制となってから先発出場した18試合で14勝していることにも言及。もっとプレーする機会があっても良いと暗に訴えた。

「次の試合に先発するかどうかは僕が決めることではない」

「クラブと代表での僕の過去15〜20試合の先発出場を振り返ってもらえるのであれば、僕はここに喜んで座っているだろうし、自分のパフォーマンスに本当に満足していると喜んで言える」

「この監督(テン・ハグ監督)の下で僕が残している成績がそれを物語っている。望んでいるほど多くの試合で先発しているわけではないけど、プレーしたときの勝率は驚くほど高い」

「もちろん、もっとできることや改善できることもある。でもチームの輪に加わってからは、これまでやってきたことをして、ポジティブなパフォーマンスをもたらすことしかできない」

「今シーズンは2試合に先発出場し、数試合はベンチから出場した。監督はトレーニングを見ることしかできないが、僕がプレーする機会を得れば、試合に向けたトレーニングから判断を下すことができる」

「僕はハードワークや努力を続けていく。自分のことをとても信じているし、チャンスがやってくると確信している」

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