"通帳窃盗"の発覚恐れた殺害の可能性も 塩尻の老人ホーム入居者殺人事件【長野・塩尻市】

塩尻市

塩尻市の老人ホームの元職員が入居者を殺害した疑いで逮捕された事件で、通帳を盗んだことが発覚するのを恐れて犯行に及んだ可能性があることが分かりました。

殺人の疑いで11日、逮捕されたのは下諏訪町の無職・望月大輔容疑者(40)です。警察によりますと望月容疑者は去年5月、勤務していた塩尻市の老人ホームで、入居者の前田裕子さん(当時77)に薬物を飲ませ殺害した疑いが持たれています。

また、去年3月に不正に入手した前田さんの通帳を使って、現金7万円を引き出して盗んだ罪などで起訴され、裁判が続いています。
捜査関係者によりますと、盗みの発覚を恐れて殺害した可能性など、警察は関連を含めて慎重に捜査しています。望月容疑者の認否は明らかにしていません。

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