国体ボクシングで兵庫勢ダブル優勝 少年男子バンタム級で坂井V2、成年男子ライトウエルター級は北本

少年男子バンタム級で優勝した兵庫の坂井優太=12日、鹿児島県阿久根市赤瀬川、阿久根市総合体育館(撮影・斎藤雅志)

 国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第6日は12日、鹿児島県阿久根市の総合運動公園総合体育館でボクシングの各種別決勝が行われ、兵庫勢がダブル優勝を果たした。少年男子バンタム級の坂井優太(西宮香風高)が宮崎の林賢新(日章学園高)にポイント勝ちし、2連覇。成年男子ライトウエルター級の北本隼輔(自衛隊)も宮崎の西山潮音(駒大)にポイント勝ちを収め、頂点に立った。

 坂井は2022年度の世界ユース選手権バンタム級王者。日本ボクシング連盟による同年度の男子最優秀選手賞にも選ばれている。

 北本は西宮香風高出身。駒大時代の21年に全日本選手権ライトウエルター級を制している。(有島弘記)

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