出場機会減少中の38歳モドリッチが葛藤を吐露 「いつだってプレーしたいし、休みも望んでいない」

さらなる出場機会を望んでいるモドリッチ[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、出番が減っている現状への率直な想いを述べた。スペイン『マルカ』が伝えた。

2012年夏にトッテナムからマドリーへと移籍し、ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)などいくつものタイトルを手にしてきたモドリッチ。今夏も契約を1年延長し、マドリーでの12年目を迎えているが、今シーズンは開幕から3試合連続のベンチスタートを経験。9月30日のジローナ戦では負傷や出場停止を除くと実に11年ぶりとなる2試合連続の出場機会なしを味わった。

若手の成長やイングランド代表MFジュード・ベリンガム加入の煽りを受け、先発出場もここまで4試合にとどまっているモドリッチは、クロアチア代表の一員として臨む12日のトルコ代表戦を前に、出場機会の減少についてコメント。ベテランとしての役割を受け入れながらも、もっとプレーしたいという葛藤があることを露わにした。

「これは僕にとって新たな状況だ。以前のようにプレーできなくなっているのは事実だ。僕はいつだってプレーしたいし、休みも望んでいない。こうすることで良い気分になれるし、試合に向けてより良い準備ができる」

「この状況は将来的には有利に働くかもしれないけど、必要とされるなら3日おきにプレーしたい。こうなるのは自然な流れだし、それは受け入れるけど、精神的な面で準備をして前に進まなければならない」

「フィジカルやモチベーション的には良い感じだし、やる気もあり、エネルギーに満ちている。そうでなければ、キャプテンとしてクロアチア代表をまとめることはできないだろう」

9月には38歳の誕生日を迎えたモドリッチ。ここから本人が望むように出場機会が増えていくのか注目となる。

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