全国的に気温高い 関東から西は秋晴れの日多く 気象庁1か月予報

 気象庁は12日(木)、向こう1か月(10/14~11/13)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に北日本は期間の前半、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。

 北日本の日本海側は、低気圧の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見通し。高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美で少なくなりそうだ。日照時間は東日本の太平洋側と西日本で多く、沖縄・奄美で平年並か多い見込み。

■北日本に高温に関する情報

 北日本は向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすく、気温が高くなる日が多い見込み。とくに、18日(水)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる日もありそうだ。このため気象庁は北日本に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

■早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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