千葉県内初 多古町で官民連携「子育て支援住宅」

千葉県内初 多古町で官民連携「子育て支援住宅」

 若い世代や子育て世代をまちに呼び込もうと、千葉県内初となる官民連携による「子育て支援住宅」が多古町に建てられることになりました。

 官民が連携する県内初のこの取り組みは、若年層や子育て世代の移住や定住を促進しようと多古町が民間の事業者に住宅の運営から維持管理を任せ、 資金を投資する形で始まったものです。

 10月12日の地鎮祭には多古町の平山富子町長や地元の議員、それに民間事業者の有限会社丸三典礼グループの関係者らあわせて約40人が出席し、工事の無事を祈りました。

 町によりますと、この土地にはファミリー世帯向けの3LDKメゾネットタイプの賃貸住宅が2棟建つ予定で、敷地の中には子どもが安全に遊べるスペースもあるということです。

 町は2024年1月以降募集を開始し、2024年7月から入居を開始したいとしています。

多古町 平山富子 町長
「子どもたちが加わる(入居する)と多古町への移住定住が促進されるのではないかと大変期待している。官民連携なのでしっかりと絆を深めて竣工まで子育て世代に入ってもらえるよう町も取り組んでいきたい」

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