恐竜の着ぐるみをまとって走る「ティラノサウルスレースinせとうち」が9日、瀬戸内市邑久町豊原の邑久浄化センター生涯スポーツ広場であり、その必死な姿に会場が笑いと拍手に包まれた。
年齢別5部門に188人が参加。青や黄、白のポリエステル生地を膨らませた高さ2メートルを超すティラノサウルスが長い首を振り回し、短めの足をもつれさせながら約70メートルの直線を駆け抜けた。5人一組の団体の部では、玉入れや水の入ったバケツを運ぶリレーに悪戦苦闘。子どもたちも愛らしい恐竜のコスチュームで楽しんだ。
同市、会社員男性(28)は「前が見えにくく走りづらかったけど、とても楽しめた。来年もチャレンジしたい」と話していた。
新型コロナウイルス禍で我慢を続けた子どもたちを笑顔にしようと有志が今年3月に初めて企画し、2回目。