河川など6か所で水質調査 各地で“発がん性”疑いの高濃度「PFAS」検出受けて=静岡市

全国各地で、発がん性の疑いなどが指摘される高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されている問題を受け、静岡市は10月10日と11日、市内の河川などで水質調査を実施したことが関係者への取材で分かりました。

水質調査は、市内を流れる安倍川、巴川、浜川、丸子川、興津川の5つの河川と水路1か所の計6か所で行われ、採水した水は、静岡県内の研究施設で詳しく検査されるということです。調査には、約1か月かかる見込みで、市は11月中に調査結果を公表する予定としています。

「PFAS」をめぐっては、浜松市で航空自衛隊浜松基地周辺の地下水から指針値の28倍となる「PFAS」が検出されたほか、浜松市内10地点から指針値を超える「PFAS」が検出されています。

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