シャビ・アロンソ、クロップの後任としてリヴァプール監督就任の可能性

写真:クロップ監督の後任候補としてリストアップされているX・アロンソ ©Getty Images

レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、将来的にユルゲン・クロップ監督の後任としてリヴァプールの指揮官に就任する可能性があるという。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

シャビ・アロンソ監督は2022年10月にレヴァークーゼンの指揮官に就任。今シーズンのブンデスリーガでは第7節を終えた時点で6勝1分け、無敗で首位に立っており、その卓越した手腕を発揮している。

一方、クロップ監督は2015年10月からリヴァプールの監督を務めている。現在の契約は2026年6月30日までとなっており、これが更新されるかどうかは分からないものの、クラブとしては後任の候補者をリストアップしておく必要がある。そこで浮上したのがクラブのレジェンドでもあるシャビ・アロンソ監督であり、多くのファンは適切な時期に彼がクラブに帰還することを望んでいるという。

ドイツのスポーツ誌『Sport Bild』によると、シャビ・アロンソ監督とレヴァークーゼンの契約には、シーズン終了後にシャビ・アロンソ監督が過去に所属したクラブ(リヴァプール、レアル・マドリード、バイエルン)のいずれかから魅力的なオファーを受け取った場合、移籍を許可する条項が含まれているという。レアル・マドリードもカルロ・アンチェロッティ監督の後任としてシャビ・アロンソ監督をリストアップしていると伝えられており、またバイエルンもトーマス・トゥヘル監督が夏の移籍を巡ってクラブと意見が対立しており、今後の成績次第では短期政権に終わる可能性がある。

元バイエルン監督のオットマー・ヒッツフェルト氏はシャビ・アロンソ監督の去就について「レアル・マドリードは、本当にオファーがあった場合は断りにくい相手だ」としつつ「2025年まではレヴァークーゼンに留まり、ブンデスリーガで監督を務める機会を与えてくれたクラブに恩返しすべきだ」とアドバイスを送っている。

なお、シャビ・アロンソ監督の現行の契約は2026年6月30日までとなっており、これはクロップ監督とリヴァプールの契約期間と一致する。

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