酒酔い運転の罪で公判中 仙台中央警察署の男性警部補が懲戒免職処分

酒に酔った状態で車を運転したとして起訴された仙台中央警察署の警部補について、宮城県警は懲戒免職処分にしました。

懲戒免職処分となったのは、仙台中央警察署に勤務する男性警部補(55)です。

男性警部補は6月、仙台市若林区卸町の国道で酒に酔った状態で車を運転したとして酒気帯び運転の疑いで逮捕され、その後酒酔い運転の罪で起訴され現在公判中です。

起訴の時点では一貫して起訴内容を否認していましたが、裁判では一転して罪を認め、県警が処分を告げたところ「大変申し訳ございませんでした」と話したということです。

宮城県警は「飲酒運転根絶に取り組む中、中心的役割を果たす立場の警察官として言語道断の行為」としたうえで「職務倫理教養を徹底し、県民の信頼回復に全力を尽くしてまいります」とコメントしています。

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