立教大、男子駅伝の上野監督解任　箱根予選会は監督代理で

　立教大は12日、陸上部が10日付で謹慎処分としていた男子駅伝の上野裕一郎監督を「事実上の解任処分にした」と明らかにした。立教大広報課が「11日付で、監督の委嘱を取り消した」と説明し「このような状況になったことを深く反省し、大変申し訳なく思っている」とコメントした。

　14日に東京都立川市で行われる来年の東京箱根間往復大学駅伝の予選会には、長距離総監督の原田昭夫氏が監督代理として臨むことも決まった。

　上野氏は2018年12月に監督に就任。昨年の予選会で6位に入り、今年1月の同駅伝に立教大を55年ぶりの出場に導いた。女性部員との不適切な交際が一部で報じられていた。