旧統一教会への解散命令13日以降に請求へ 教会では信者とみられる人の出入りも

政府は、旧統一教会への解散命令を裁判所に請求することを決定しました。

愛媛県松山市にある教団の施設を取材しました。

(盛山文部科学大臣)
「宗教法人世界平和統一家庭連合に対し、解散命令請求は相当であるとの全会一致のご意見でありました」

世界平和統一家庭連合=旧統一教会について国が質問権の行使などを通し高額な献金の実態などについて調査を進めた結果、教団の行為は請求の要件である「法令に違反して著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる」と判断されました。

(記者)
「松山市内の教会ですが、ポツポツと人の出入りも見られます」

教団のホームページによりますと、県内には5か所に教会があり、このうち松山市保免西にある松山家庭教会では、毎週日曜日に礼拝が行われているということです。

こちらでは、12日も信者とみられる人たちが出入りする様子が見られました。

今後の活動方針などについて松山家庭教会に取材しましたが、「本部に問い合わせて欲しい」と回答。本部に電話したところ「担当者がいないので答えられない」とコメントしました。

政府は、13日以降東京地裁に解散命令を請求し、東京地裁が解散命令を出すかどうか審理します。

© 株式会社あいテレビ