ゼンデュアのモバイルバッテリーで発熱恐れ 内臓電池に不具合でリコール実施

赤枠部分に記載のシリアルナンバーが「S5BIKJxxxxxx」のものがリコールの対象(出典元:経済産業省のリコール情報ページ)

 ゼンデュア・ジャパンのリチウム電池内蔵充電器(モバイルバッテリー)について火災に至る重大製品事故が発生したとして、経産省は10月11日、同社がリコールを実施したと発表した。充電器内蔵のリチウムイオン電池に何らかの不具合の可能性があり、点検の上、必要に応じて交換するとしている。

 リコールを実施したのモバイルバッテリーは「ZENDURE SuperMini 5K」。同社サイトによると一部製品にて発熱や充電しにくいなどの症状が報告されたという。

 対象はJANコードが「850006872589」で、型番は「ZDSM5PD-B」。2022年11月1日~2022年12月31日に販売された製品で対象台数は120台。記載のシリアルナンバーが「S5BIKJxxxxxx」のものがリコールの対象となる。

ZENDUREカスタマーサポートの問い合わせフォームは、https://zendure.co.jp/pages/contact-us。電話番号は048-795-6199で、受付時間は10:00~17:00(土日祝日、事業者休日を除く)。

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