カルテル問題で中国電力当時の経営陣を株主が提訴 

事業者向けの電力販売をめぐりカルテルを結んだとされる問題で、中国電力の株主らが当時の経営陣に対し提訴しました。

株主代表訴訟を起こしたのは中国電力の株主17人で、当時の経営陣22人に対し損害額にあたる約707億円の賠償を求めています。

会見では当時の経営陣がカルテルを黙認し、会社の損害を大きくした事に対して「暴走や悪事が起きないようにチェックする義務があった」と訴えました。

株主 木原省治さん(74)「取締役会は何を決めてなんの話をしていたのか、この真相を明らかにしていくことがこの裁判の大きな目的」

中国電力はカルテルについて事実認定に見解の相違があり、処分の要件を満たしてないとして取り消しを求める訴えを起こしています。

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