12日、日本代表は翌13日に行われるMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023のカナダ代表戦の会場であるデンカビッグスワンスタジアムで前日トレーニングを行った。
トレーニングに先立ち、森保一監督が試合に向けた記者会見に出席。急遽追加招集したGK小島亨介(アルビレックス新潟)について言及した。
小島は、GK前川黛也(ヴィッセル神戸)が負傷により離脱。これを受けて12日に招集され、そのままトレーニングに合流していた。
2019年5月に、東京オリンピック世代が中心となった臨んだコパ・アメリカのメンバーに招集されると、同年12月のEAFF E-1サッカー選手権でも招集。ただ、出場機会はなくその後は召集を受けなかった。
3年10カ月ぶりの復帰となった小島。森保監督はGKの追加招集を考えた際に適任だったと理由を説明した。
「小島選手を選んだ理由は、残念ながら前川選手がチームを離脱することになって、次の招集を考えました」
「これまでの活動を見て、私も東京オリンピックチームで小島選手を見ていましたし、A代表の活動でもコパ・アメリカで一緒に行って戦ったりということをした経験がある中で、GKに誰を選ぶかというときに、今年の我々の評価してきているものの中で、コジが確か25試合だったと思いますけど、シーズンを通してJ1の舞台でゴールマウスを守る、チームの勝利に貢献するというところを評価して、招集しました」
「期待するところは、追加招集だからではなく、このチームに加わって、ギラギラしたものを持ってもらい試合に臨む、そして日本代表としてより評価を高められるように思い切ってプレーしてほしいなと思います」
「そしてゴールマウスを守るということもできると思いますが、攻撃の良さも彼の特長でもあると思いますので、攻撃の部分で練習の時から起点となって、攻撃に繋げられるようにしてもらえればなと思います」
急遽の招集を受けながらもチームに合流した小島。東京五輪はメンバーに入ることができなかったが、A代表でそのチャンスを掴めるのか注目が集まる。
