「車なんか凶器になる」当て逃げ事故の藤本敏史 ノンスタ井上だけじゃない!後輩芸人の運転トラブルを断罪の過去

《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです》

10月11日、吉本興業は所属タレントであるFUJIWARA・藤本敏史(52)が、自身の乗用車を運転中に渋谷区の路上にて接触事故を起こしたことと、当面の活動を自粛することを発表した。その場を立ち去った当て逃げの疑いで捜査中だという。

事故を起こした後に逃げたことに批判が集まっている藤本。’16年12月に後輩であるNON STYLE・井上裕介(43)が当て逃げで書類送検(のちに不起訴)された際は、出演する番組で「何で車から出て謝罪せえへんかったんやろ」と手厳しくコメントしていたが、別の後輩芸人の自動車トラブルにも厳しい言葉を浴びせていた。

‘17年6月14日、『原宿アベニュー』(AbemaTV)では、その当日未明に都内の路上で反対車線側にはみ出し、道路の中央部分で停車しているのを通報されたインパルスの堤下敦(46)のニュースを取り上げることに。駆けつけた警察官に対し、堤下はもうろうとした状態で、ハンドルに顔を伏せ「睡眠薬を飲んだ」と話し、同日午後に開いた記者会見では、アレルギー薬とともに睡眠薬を服用したと説明していた。

これに対し、コメンテーターとして出演していた藤本は「アレルギーで辛いのはわかるけど、睡眠薬を車に乗る前に飲むってのが僕には全くわからないですね」とコメント。

続けて「やっぱり車なんか凶器になるから。人身事故なんか起こしたらどないすんねんっていう。相手の命を奪ってしまうかもしれないっていう怖さが分からんのかな」と、堤下に対して厳しい意見を述べていた。

さらに番組では、ノンスタ井上や’17年に道路交通法違反(酒気帯び運転)で逮捕・略式起訴されたガリガリガリクソン(37)の話にもなり、番組キャスターを務める大川藍(30)が「吉本の方が多いですね」とコメントすると、藤本は「先輩として謝るわ、申し訳ないホント」と謝罪していた。

後輩の不祥事を“上から目線”で謝る側から、起こす側に転落してしまった藤本。威厳も失われてしまわないといいが……。

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