謎多き従業員・ゴンベエさんの行動が話題、視聴者「妖精か?」

大阪の銭湯「はな湯」で生まれ、周囲から愛されて育ったヒロイン・鈴子が、戦後を照らす大スターになるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。10月12日放送の第9回では、はな湯の従業員・ゴンベエのある行動が描かれ、X(旧ツイッター)で「ゴンベエさん」がトレンド入りするほど話題となった。

鈴子の様子を見守る梅吉たち。写真左から、弟・六郎(又野暁仁)、ゴンベエ(宇野祥平)、梅吉(柳葉敏郎)、ツヤ(水川あさみ)(C)NHK

梅丸少女歌劇団(USK)の単独公演が決まった矢先に倒れ、医者の熱々先生(妹尾和夫)から「百日咳」と診断された鈴子(澤井梨丘)。病気が治るまで安静にする必要があり、鈴子の公演デビューは絶望的となってしまう。

しかし、百日咳はただの風邪だったことがわかり、鈴子はすっかり回復。鈴子は仲違いしていた同期の幸子(小南希良梨)と桜庭(木村湖音)が見舞いに来たことを知り、2人を仲良くさせるために一芝居を打つ。鈴子の演技はバレたものの、3人の距離は一気に縮まるのだった。

母・ツヤ(水川あさみ)が鈴子が食べたいという桃を探すシーンが描かれた今回の放送。季節はずれのためどの八百屋にも桃はなく、ツヤが落ち込んで帰宅すると従業員のゴンベエ(宇野祥平)がどこからか桃を差し出す様子がSNSで話題に。

「どないしたん、これ」と驚くツヤに、ゴンベエさんが「記憶にございません」と微笑むシーンでは、「ゴンベエさん、一体どこから桃を・・・?」「ゴンベエさんはどこから桃を持ってきたんだろう? 正体もそうだけど謎が多すぎる」「ゴンベエさん、何者や 妖精か」など驚きの声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。10月13日放送の第10回では、鈴子が無事稽古に復帰し、同期たちと切磋琢磨する。

文/つちだ四郎

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