30年五輪招致断念 月寒団地、体育館どうなる 地元住民の思いは

2030年冬季五輪・パラリンピックが実現した際には、近隣地に移転新築され選手村にすることも想定された札幌市営住宅月寒団地

 札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を断念して34年以降の大会開催を目指すと表明したことを受け、選手村にすることが想定されていた豊平区の市営住宅月寒団地や老朽化の進む月寒体育館の行方が注目されている。断念の表明から一夜明けた12日、月寒地区を歩き、地元の声を聞いた。

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