「色々な感情がある」緊急招集の新潟GK小島亨介、改めて新潟のファンに感謝「活躍して恩返しがしたい」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

12日、日本代表は翌13日に行われるMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023のカナダ代表戦の会場であるデンカビッグスワンスタジアムで前日トレーニングを行った。

冒頭15分が公開された試合前日トレーニング。追加招集のMF奥抜侃志(ニュルンベルク)は体調不良のためにこの日も不在で療養しているとのこと。前日のトレーニングで別メニューだったDF伊藤洋輝(シュツットガルト)も別メニューで調整した。

そんな中、12日にGK前川黛也(ヴィッセル神戸)が負傷離脱。急遽招集されたのがGK小島亨介(アルビレックス新潟)だった。

その小島はトレーニングに参加。GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)とのトレーニングを終えて、「2人の特徴を理解しながら高め合っていければと思います」と、コメントした。

練習前にスタンドに新潟のスタッフを見つけて手を振っていた小島。急遽の参加となった中「もちろん緊張感はありますが、そこはそこで。しっかり挨拶をしないといけないので」と、余裕があったわけではないとした。

カナダ戦で起用されれば日本代表デビュー。さらに本拠地でのデビューとなり、大きな盛り上がりを見せることとなる。

小島は「やってみないとわからない部分はありますし、自分のプレーがどう出るのかわからないので、その中では短い日数でもチームの戦術をしっかり理解しながら、自分の役割をやっていきたいと思います」とコメント。出場した場合には、しっかりとチームのことをやりながらも良さを出したいとした。

2019年12月以来3年10カ月ぶりの日本代表招集となった小島。「終わってから肌で感じたものをという感じです。まだ始まったばかりなので、しっかり噛み締めたいです」と語り、代表で得られるものはこれから感じていきたいとした。

ただ「緊張感もありますし、楽しむことも忘れたいけないですし、向上心もないといけないので、色々な感情があります」と、色々な思いがあるという。

突然の追加招集の発表だったが、新潟のファンは大きく反応。小島は「本当にありがたいです」とファンに支えられていることを実感。感謝を述べつつ、日本代表として活躍する姿を見せたいとした。

「熱狂的なサポーターも多いですし、そういう方々に支えられていることを実感しています」

「自分としては活躍している姿を見せて恩返しがしたいので、そういうところはしっかりと心に持って活動したいと思います」

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