インフルエンザ、神奈川で拡大中 1医療機関当たり感染者、2週連続増

 季節性インフルエンザを巡り、神奈川県は12日、県内の定点医療機関で報告された感染者数を発表した。2~8日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は15.84人で、前週比0.79人増えた。増加は2週連続。前週に引き続き、注意報の発令基準となる10人を超えている。

 報告された患者数は県内全体で5623人。地域別では、1医療機関当たりの報告数で平塚保健福祉事務所管内(24.91人)、川崎市(21.85人)で20人を超えた。厚木保健福祉事務所管内(19.16人)、茅ケ崎市(18.82人)などでも高水準だった。

 8日までの1週間で、県内の幼稚園4、小学校124、中学校44、高校7、その他1の計180校がインフルエンザにより学級閉鎖になった。

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