ボーンマスやウェストハムで活躍したMFスタニスラスが現役引退を発表

[写真:Getty Images]

昨季限りでボーンマスを退団したイングランド人MFジュニオール・スタニスラス(33)が現役引退を発表した。

10歳の頃に地元ウェストハムのアカデミーに入団したスタニスラスは、2008年にトップチームに昇格すると、試合出場経験を積むために6週間限定でサウスエンド・ユナイテッドへレンタル移籍に出されると、ウェストハムに復帰後は在籍3年間で公式戦47試合出場し8ゴール4アシストを記録した。

その後、2011年8月に完全移籍を果たしたバーンリーでは、加入初年度から主力として在籍3年で公式戦101試合に出場し8ゴール23アシストを記録すると、2014年6月にボーンマスへ完全移籍。

両ウイングや攻撃的MFをこなせるユーティリティ性を武器に、9年間で公式戦178試合に出場し38ゴール24アシストを記録。しかし、近年は出場機会に恵まれず、昨季もわずか公式戦5試合の出場にとどまり、昨季終了後に退団していた。

イギリス『talkSPORT』のインタビューを受けたスタニスラスは、「ここ数年、何度もケガをしていて、それが影響している。そして、僕は新しいスタートを迎えることにしたんだ」と現役引退の理由を明かした。

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