ミニオン誕生の物語『ミニオンズ』 旧石器時代から60年代まで…背景の音楽に秘密が!?

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

10月13日は「怪盗グルー」シリーズの人気キャラクター、謎の黄色い生き物・ミニオンたちが大暴れするスピンオフ作品『ミニオンズ』が本編ノーカットで登場する。はるか古代から、地球上に存在してきたミニオンたちの過去が描かれる本作。最強最悪のボスを求めて旅に出たミニオンたちの運命は…!?

恐竜やドラキュラ、ナポレオンと、これまでその時代の“最強最悪のボス”に仕えてきたミニオンたち。しかし、自分たちのドジのせいでいつもボスが命を落としてしまい、同じボスに仕えることができずにいた。そこで、ボス探しの旅に出発したミニオン3人は、1968年のニューヨークにたどり着いて…。

製作担当のクリス・メレダンドリは、舞台を60年代にした理由について「シリーズの前日譚(ぜんじつたん)を作ることになって、どの時代を舞台にするかを話し始めた時、全員が60年代を思い描いていたんだ」と語っている。みんなあの時代の音楽が大好きで、ドアーズ、ザ・ローリングストーンズ、ビートルズやザ・フーなど時代を代表するアーティストの名曲を詰め込んだのだという。

さらにこの作品では、旧石器時代から60年代のマンハッタンやロンドンまで、それぞれの時代と場所に観客をいざなってくれる音楽が続々と登場している。「エジプトはファラオっぽい音楽にしたし、旧石器時代なら“ウッホウッホ”調のロックンロールという原始的なサウンドに仕上げた」と語ったのは音楽担当のヘイター・ペレイラ。彼の提案でなんとミニオン語によるコーラスもちりばめられてるとのこと。ぜひこちらにも注目したいところだ。

今回声の吹き替えを担当しているのは天海祐希やバナナマンら豪華声優陣たち。番組の後半には短編アニメーション『バナナ』も放送された。

【ストーリー】
ミニオンたちの生きがいは最強最悪のボスに仕えること。黄色い単細胞の生命体だった彼らは、長い時間をかけて進化していきながら、その時代の最強最悪のボスに仕えてきた。過去に仕えたボスは、Tレックスやドラキュラ、ナポレオンなどそうそうたる顔ぶれ。しかし、ずっと同じボスに仕え続けることは難しかった。ミニオンたちのドジのせいでボスが死んでしまうからだ。仕えるボスを探し求め、さまよい、たどり着いたのは無人の氷の洞窟。洞窟の中で独自の文化を築き上げるが、ボスがいない生活の中で、次第にミニオンたちは生きる気力を失っていく。

そんな中、1人のミニオン、ケビンが立ち上がった。仲間のために最強最悪のボスを見つけようと、危険な旅に出ることを決意したのだ。彼に同行するのはスチュアートと、ボブ。3人はボス探しの旅に出発。世界中を放浪するうちに、1968年、ニューヨークにたどり着く。そこで3人は、フロリダ州オーランドで開催される「大悪党大会」のウワサをかぎつける。それは、毎年世界中から悪党が集まるコンベンション。大悪党大会で、ミニオンたちは史上初の女大悪党スカーレット・オーバーキルと出会い、新たなボスとして仕えることを決める。

スカーレットと共にイギリスへ向かうと、彼女の秘密基地ではスカーレットの夫でマッド・サイエンティストのハーブが帰りを待っていた。彼女はミニオンたちを子分として雇い、最初のミッションとして王冠を盗んでくることを指示する。3人は、王冠を手に入れるべく英国王室に忍び込むが、ひょんなことからボブが英国国王になることに。それを知ったスカーレットの欲望は次第に危険で狂信的なものになっていき…。
ミニオンたちの真の試練が今始まる―。

『ミニオンズ』(2015)

監督:ピエール・コフィン、カイル・バルダ
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
脚本:ブライアン・リンチ
製作総指揮:クリス・ルノー
音楽:ヘイター・ペレイラ

出演 ()内は声の出演、※は英語版
ミニオンたち:(※ピエール・コフィン)
スカーレット・オーバーキル:(天海祐希/※サンドラ・ブロック)
ハーブ・オーバーキル:(宮野真守/※ジョン・ハム)
ウォルター・ネルソン:(バナナマン・設楽統/※マイケル・キートン)
マージ・ネルソン:(LiSA/※アリソン・ジャネイ)
ウォルターJr・ネルソン:(バナナマン・日村勇紀/※マイケル・ビーティ)
ティナ・ネルソン:(藤田彩華/※ケイティ・ミクソン)
フラックス教授:(宮野真守/※スティーヴ・クーガン)
VNCスポークスマン:(山寺宏一/※マイケル・ビーティ)
怪盗グルー:(笑福亭鶴瓶/※スティーヴ・カレル)
ナレーター:(真田広之/※ジェフリー・ラッシュ)

写真提供:(C)日テレ

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