元レスター監督のシェイクスピア氏が癌を患っていることが判明…現在は治療中

[写真:Getty Images]

かつてレスター・シティの指揮官を務めたクレイグ・シェイクスピア氏(59)が癌と診断されたようだ。イギリス『BBC』が報じている。

リーグ監督協会によれば、シェイクスピア氏が癌と診断されたのは最近のことで、現在は治療を受けているのこと。

また、レスターのチーフ・エグゼクティブを務めるスーザン・ウィーラン氏は「クラブの全員が、クレイグと妻のカレン、そして子供たちのエルとジェドに力とサポートを送ります」との声明を発表している。

現役引退後、WBAやレスター、ハル・シティでアシスタントコーチを務めたシェイクスピア氏は、2016年にクラウディオ・ラニエリ監督のアシスタントコーチとしてレスターに復帰。

2017年2月に成績不振で解任されたラニエリ監督の後任人事が決定するまでの暫定監督に就任すると、見事にチームを好転させたシェイクスピア氏は、同年3月に正式監督に就任した。

降格圏内の17位でバトンを受けたチームを最終的に12位でフィニッシュさせて迎えた、翌シーズンは第8節終了時点で1勝4敗3分けと開幕から低迷が続き、チームは降格圏の18位に転落。この成績不振を受けて、2017年10月にチームを解任された。

その後は、エバートンやワトフォード、アストン・ビラ、ノリッジでアシスタントコーチを歴任。直近では今年4月にレスターの指揮官に就任したディーン・スミス監督の副官として再びレスターに復帰したが、チームのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格に伴い、昨季限りで退任していた。

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