細田氏、衆院議長を辞任表明へ 午後会見、体調不良で

細田博之氏

 細田博之衆院議長(79)は13日午後、議長公邸で記者会見する。20日召集の臨時国会を前に、体調不良で辞任すると正式に表明。次期衆院選に立候補の意向を示していることとの整合性や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係などについて、どのように説明するかが焦点となる。

 会見時間は体調を理由に30分間が目安で、参加者は国会を取材する記者クラブ加盟各社1人に限定される。衆院記者クラブは12日、質問が続く限り会見に応じ、各社から複数の記者が参加できるよう申し入れた。衆院事務局は体調や会場の広さを理由に応じなかった。

 細田氏は9月下旬に「体調に自信がない」と周辺に辞意を伝えた。

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