トゥクトゥクで水戸巡り 21日から運行 新たな魅力発見して 茨城

21日から水戸市内で運行が始まるトゥクトゥク=水戸市三の丸

茨城デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、21日から茨城県水戸市内の観光名所を巡る三輪自動車・トゥクトゥクの運行が始まる。乗車券となる「水戸・得々トゥクトゥクMAP」を購入することで県立歴史館(緑町)や偕楽園(常磐町)、好文亭(同)、弘道館(三の丸)の入館料の割引も適応され、開放感を味わいながら水戸の歴史や文化に触れることができる。11月23日まで。

トゥクトゥクは、市内で人力車を使ったイベントなどを手がける「絵になる水戸プロジェクト」が運行。茨城DCで訪れた観光客に観光ルートを提供し、市内の魅力を発信するのが目的。乗車券となるマップでは、市内の飲食店や観光名所を紹介。今後、協力飲食店を募り、割引クーポンの追加も予定している。

運行するのは1台で、弘道館と大手門を基本停車位置とし、基本ルートは片道約30分。途中での乗下車も可能で、利用者のリクエストがあればルートの変更も受け付ける。1日のうち何度でも利用可能で、運転手によるフォトスポットの案内なども行う。

トゥクトゥクの運転も務める同プロジェクトの首藤敦子代表は「県外の人だけでなく、水戸市民の方にもぜひ乗車していただき、水戸の新しい魅力を発見してほしい」と乗車を呼びかけている。

運行は今月21、28日、11月5、12、19、23日午前10時~午後4時。マップは1部千円で、購入は当日の運転手から。このほかの購入先も追加を予定する。未就学児不可。問い合わせは首藤代表(電)090(6018)8642。

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