大規模火災発生の新潟魚沼市、内田幹夫市長「全庁を挙げて支援」

 新潟県魚沼市の旧小出町の中心市街地で9月26日に発生した大規模火災について、魚沼市の内田幹夫市長は10月12日の定例記者会見で「一日も早い復興に向け、全庁を挙げて罹災(りさい)者に寄り添った支援をしていきたい」と話した。

 火災は9月26日未明に発生し、南本町商店街などを含む13棟が被災、住民や消防団員ら3人が負傷した。魚沼市は商店街や自治会関係者らが立ち上げた任意団体「南本町商店街火災再生プロジェクト」を窓口にした復興支援を進める方針を示した。

 内田市長は「すぐに何かができるというわけではないが、市として雪が降る前に罹災ごみを片付けたいという話は同意を得ている。そこにどう支援できるか各課で横断的に検討している」と述べた。

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