モンテ新スタジアム構想、知事は注視 「まずは運営会社と天童市が協議」

 サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム構想について、吉村美栄子知事は12日、運営する株式会社モンテディオ山形と建設地である天童市の協議と調整を注視する考えを示した。定例記者会見で質問に答えた。

 吉村知事は、スタジアムデザインや民間投資、自治体負担の在り方など具体的な内容に関し「まずはモンテディオ山形と地元自治体の天童市が協議するものと考えている」と述べた。

 株式会社モンテディオ山形は今月6日、2025年春着工、27年7月の完成を目指し新スタジアムの整備事業を進める方針を公表した。建設費は120億円程度を見込む。県は新スタジアム用地として、天童市の県総合運動公園南側の特設駐車場の使用を認めている。

© 株式会社山形新聞社