県都が自転車一色に 街へ繰り出してジャパンカップを体感!  

オリオン通りに掲げられたジャパンカップサイクルロードレースのビッグフラッグ。歴代優勝者がずらりと並ぶ

 第30回大会となるジャパンカップサイクルロードレース。節目を迎え、県都は例年以上に盛り上がりをみせている。クリテリウムが行われる市中心部の主な関連イベントを紹介する。街へ繰り出し、記念大会を体感しよう!

 巨大フラッグずらり

 大会30回を記念してロードレースとクリテリウムの歴代優勝者のビッグフラッグがオリオン通りに掲げられている。

 1大会1枚で40枚。選手のゴールシーンなどがデザインされた4メートル四方の大きなフラッグが、通りにずらりと並んだ光景は壮観だ。選手たちの栄光を改めて目に焼き付けたい。

 30回の軌跡 振り返る

 大会の情報発信拠点「ジャパンカップミュージアム」と、宇都宮ブリッツェンのオフィシャルポップアップストア「THE RED ZONE 2023」が江野町のオリオン通りにオープンした。昨年に続く合同設置。

 同ミュージアムは30回の節目としてこれまでの大会を振り返るパネルや写真などを展示。Tシャツやバッグなどオフィシャルグッズを販売する。

 THE RED ZONEには宇都宮ブリッツェンの歴代ジャージーやポスター、レースで使用するロードバイクなどが並び、ファン必見だ。漫画「弱虫ペダル」とコラボした大会記念グッズなどが販売される。

 13日午後1~9時、14日午前11時~午後9時、15日午前11時~午後7時。

 PV、熱戦楽しもう

 記念大会の魅力を発信するためPVの実施場所が増える。14日のクリテリウムでは曲師町のオリオン通りイベント広場、トナリエ宇都宮1階、宇都宮パセオ2階、江野町のオリオンスクエア、FKDインターパーク店の5カ所で実施される。

 このうちオリオン通りイベント広場は、オリオン通り曲師町商業協同組合の設立50周年事業として初めて実施。85インチの画面で約50席を用意する。

 15日のロードレースはトナリエ宇都宮1階、宇都宮パセオ2階、ベルテラシェ大谷、FKDインターパーク店1階の4カ所。

 味覚でも楽しんで

 「THE RED ZONE 2023」では13、14日、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)選手プロデュースの洋菓子「カヌレ・ド・オノデラ」(400円)を限定販売する。

 和菓子店「高林堂」全店舗ではブリッツェンの赤にちなみ、とちおとめを使った「赤いかりまん」(173円)を販売している。21日ごろまでの期間限定。

 「海雲 もずく家」は13、14の両日、「ブリッツェンが勝つ」に掛けた「ブリカツ丼」(1300円)を各日限定30食提供する。系列店の「千鶏家 輝々」では「ブリカツ定食」(1500円)を販売する。

 「宇都宮カクテル倶楽部(くらぶ)」加盟店では15日まで、赤色のオリジナルカクテル「PASSING(パッシング)」を提供している。ブリッツェン選手のサイン入りコースターがもらえる注文特典がある。価格は各店舗で異なる。

 東武宇都宮百貨店では「赤いサンマーメン」(1600円)など6種類の赤いメニューを販売している。15日まで。

大会の軌跡などを紹介しているジャパンカップミュージアム 
THE RED ZOMEに展示されている宇都宮ブリッツェンのこれまでのユニフォームとポスター
海雲もずく家で提供される「ブリカツ丼」
宇都宮カクテル倶楽部加盟店で販売している「PASSING」

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