フィリーズが2年連続ブレーブス撃破 3勝1敗で地区シリーズ突破

地区シリーズ第4戦【ブレーブス1-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

2勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけているフィリーズは、4回表にオースティン・ライリーのソロ本塁打で先制されたものの、3本のソロ本塁打で逆転して3対1で勝利。昨季に続いて同地区ライバルのブレーブスを3勝1敗で撃破し、ダイヤモンドバックスが待つリーグ優勝決定シリーズへの進出を決めた。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスが勝利投手となり、6番手のマット・ストラームはセーブを記録。ブレーブス先発のスペンサー・ストライダーは3本のアーチを浴びて敗戦投手となった。

ストライダーとスアレスという第1戦と同じマッチアップになった一戦は、フィリーズが毎回のようにチャンスを作りながらも無得点に終わるなか、4回表にライリーのソロ本塁打でブレーブスが先制。しかし、フィリーズは直後の4回裏にニック・カステヤノスのソロ本塁打ですぐさま同点とし、5回裏にはトレイ・ターナーのソロ本塁打で勝ち越しに成功した。

6回裏にはカステヤノスのこの試合2本目のアーチとなるソロ本塁打でさらにリードを広げ、カステヤノスは2試合連続マルチ本塁打というプレーオフ史上初の快挙を達成。7回表二死満塁のピンチを中堅ヨハン・ロハスの好守で切り抜けると、2点のリードを最後まで守り抜き、3対1で逆転勝利を収めた。

フィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークの大歓声を受け、メジャー最多の104勝を挙げたブレーブスを撃破。シチズンズバンク・パークではプレーオフ通算26勝11敗という驚異的な強さを誇っており、勝率.703は史上最高(プレーオフ20試合以上)である。リーグ優勝決定シリーズは第6シードのダイヤモンドバックスとの対戦となり、第4シードのフィリーズはホームフィールド・アドバンテージをゲット。地元ファンの後押しを受け、まずは2年連続のリーグ優勝を目指す。

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