普段使いのエコバッグに納得していますか?それは買い物以外でも持てますか?
レジ袋が有料化されて約3年。エコバッグをいろいろ試してみた筆者が行き着いた結論は、「丈夫なワンショルダー型」でした。
今回は「カルディ」と「モンベル」の2つの商品をピックアップし、ワンショルダー型がおすすめの理由と、役立つシーンやポイントを詳しく説明します。
【カルディ】ふろしき風エコバッグ/580円(税込)
まずはカルディの店舗で購入できる「ふろしき風エコバッグ」を紹介します。
そもそも風呂敷はコンパクトに折りたため、包みかたや結び方次第でいろいろなものを持ち運べる‟究極のエコバッグ”。
このエコバッグは「あずま袋」という形状で、江戸時代の風呂敷文化から生まれたのだそう。
「あずま袋」とは、1枚の大きな布地を直線的に縫い合わせて袋型にしたものです。
素材は綿100%。汚れたら手洗い可能、アイロンをかけるときれいに仕上がります。
ちなみに筆者は単独で洗濯機で洗っています。取扱説明書が付いていますので、しっかり目を通してくださいね。
サイズ・耐荷重・デザイン
カルディのふろしき風エコバッグ、サイズなどは以下の通りです。
・サイズ:縦35×横45×マチ10cm
・耐荷重:約5kgまで
持ち手は約40cmですが、結び方次第で調節可能です。
色柄やサイズは1種類のみ。オレンジとベージュ、ホワイトのコントラストが印象的な、和風モダンのデザインです。
第一印象では「ちょっと派手かな?」と思いますが、バッグの中でも見つけやすく、シンプルな服装に合わせても「おしゃれ見え」する、絶妙な配色です。
風呂敷エコバッグの使い方をチェック!
続いて使い方や細部を見ていきましょう。
開封後、まずは両端を結んでください。風呂敷の基本の結び方は「真結び(固結び、横結び)」です。一度この方法で結べば、めったなことではほどけません。
エコバッグにありがちな決まった畳み方もないので、バッグのサイズやポケットに合わせて好きな形で持ち運びましょう。
どれくらいのものが入る? 買い物に行ってみた
サイズの比較のため、バッグの上に2Lのペットボトルを横置きしてみました。余裕です。
ちなみに縦置きでも問題ありません。
耐荷重が5kgなので、実際に2Lの飲料を入れるなら、2本ほどが目安です。
スーパーで、セルフレジのマイバッグホルダーにセットしてみました。ガバッと開くので、バーに引っ掛けるのも、物を詰めるのもスムーズです。
荷物を詰めたあとには腕を穴に通して肩に掛けるだけで良く、なんといっても両手が開くのが嬉しいポイントです。
こんなシーンにもおすすめ!
ピクニックやお土産にワインボトルなどを持って行くときに使えば、一目置かれそうなデザインです。
「さすがカルディ」と思ったのが、ワインボトルなどとの相性の良さでした。
また、ファッション系のショッピングにもおすすめ。薄手のロングコート1着に、ストール1枚が入りました。綿100%なので、どんな素材も優しく包んでくれますよ。
また旅行先にサブバッグとして持って行くと、差し色になって気分が上がります♪
なにげなく部屋に掛けておくだけでもサマになりますね。
【モンベル】 U.L.MONOバッグ L/3,790円(税込)
続いて人気アウトドアメーカー・mont-bell(モンベル)のバッグです。3,000円超えなので最初は高く感じるかもしません。でも毎日ガンガン使い込めるので、きっと値段以上の価値を感じられますよ!
Lサイズのトートバッグは、モンベルオンラインショップで確認できるのはブラック、パープル、ライトグレー、ダークグリーン、グリーン、オレンジ、ターコイズ、ピンクの8色です。(記事執筆時点)
筆者はブドウの実のような深みが素敵な「パープル」を選びました。
同シリーズのバッグにはMサイズもあります。また、同じ素材を使ったバッグやポーチがほかにもたくさん揃っています。
素材は30デニールの「シリコナイズド・バリスティック® ナイロン・リップストップ」。
30デニールというと、ストッキングほどの薄さです。両面がシリコンでコーティングされているため裂けにくく、手触りもなめらか。
サイズや容量などのスペックは以下の通りです。
・重量:49g
・容量:19L
・サイズ:高さ36×幅40×マチ13cm
素材の軽さとタフさはアウトドアブランドならでは!
リップストップ素材の薄さに注目。生地越しに手が透けて見えるほどです。
両面シリコンコーティングされているので、外側・内側とも多少の水滴ははじいてくれます。
さらに、バッグの内側にあるポケットに本体を収納できます。
このポケットの幅を目安に中央に折り込み、ひっくり返すと、縦11×横10cmの極小サイズになるんです。
ループがあるので、カラビナやキーリングで普段のバッグに付けてもいいですね。
中央にはこれもまた薄いバックルベルト付きで、カチッとはめれば中から荷物が飛び出すのを防げます。
マチが13cmと大きすぎないのも、カッコよく持てるポイントです。一般的なLサイズのレジ袋のマチは14cmほどなので、わずかにスリム。
カルディのふろしき風エコバッグと同様、2lペットボトルを置いてみました。
縦・横とも余裕で、スペース的には3本ほど入る収納力があります。
最初は薄すぎて心配だったけど…見た目を覆すパワフルさを実感!
スーパーへ買い物に出かけてみましたが、セルフレジのマイバッグ置き場にもぴったりでした。
荷物を入れると本体にドレープが入って、きれいに見えます。
カルディのエコバッグも同様ですが、ワンショルダー型は歩きながら水分補給したいときにも便利。買ったばかりのペットボトルを片手ですぐに取り出せます。
外出先や車内でフックなどにサッと掛けられるのも便利
アウトドア用品の持ち運びにはもちろんのこと、タオルやシャンプー、化粧水などを入れて日帰り温泉に行くのにもぴったり。
持ち手も極薄なので、結んでもゴワつかないのがとにかく便利です。
そしてワンショルダー型エコバッグは、2つ(それ以上でも)重ね持ちできるんです。
例えば「新品の服と食品とは別々に持ちたい!」という場合にも。両手を塞がず、なおかつ腕にいくつも跡を付けずに持ち運べますよ。
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3年間エコバッグをいろいろ試してみて、いちばん気に入っているワンショルダー型を2つレビューしました。
カルディとモンベル、形は似ていても得意分野の方向性が異なることを改めて実感。
どちらも頼りになるので、筆者は毎回2つ常備しています。
ぜひ店舗や公式サイトをチェックしてくださいね。
※価格はサイトにより異なります。また、セールなどで変動します。
※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ ユキッ先生)