テイラー・スウィフト、映画『The Eras Tour』プレミアに登場したビヨンセを称賛「私のキャリアを導く光」

テイラー・スウィフトが憧れるようなスターはおそらく世界中探してもほとんどいないだろうが、ビヨンセはその一人だと言えるだろう。世界最大級のポップ・スターであり、2023年の最も大きなツアー・アーティストである二人は、現地時間2023年10月11日にテイラーのコンサート・フィルム『The Eras Tour』のプレミア上映会場で顔を合わせ、その後にテイラーはインスタグラムでビヨンセを絶賛した。

映画館の座席でポーズをとり、カメラに向かってふざけながらポップコーンを投げる自身とビヨンセのGIFを公開した彼女は、「@beyonceの影響がなかったら、私の人生がどうなっていたのか、知る由もなくて本当に嬉しい。 私やここにいるすべてのアーティストがルールを破り、業界の常識を覆すことを彼女は教えてくれた」と綴っている。

そして、「彼女の寛大な精神。彼女の復活力と多才さ。彼女は私のキャリアを導く光であり、今夜彼女が来てくれたことはまるでおとぎ話のようだった」と、天使の笑顔や握った手の絵文字などを添えて続けている。

今年米カリフォルニア州イングルウッドにあるSoFiスタジアムで開催されたテイラーの3時間に及ぶ【The Eras Tour】公演の映像をまとめたこの映画のロサンゼルス・プレミア会場にビヨンセが登場した時、直接目撃したファンもネット上のファンも唖然とした。二人はレッド・カーペット上だけでなく、劇場内でも写真撮影に応じ、テイラーは厳選されたスーパーファンたちに囲まれて映画を鑑賞した。

鑑賞の前に、彼女は米L.A.のザ・グローブ・シアターでファンで埋め尽くされた各シアターに立ち寄り、スピーチを行った。「ずっと楽しみながらやってきました。音楽を仕事にできるなんて信じられません。素晴らしいことです。いつもとても楽しんでやってきました。【The Eras Tour】ほど楽しかったことはありません。人生で飛び抜けて最高に刺激的な経験でした」と彼女は述べた。

33歳のテイラーは、8月に米国とメキシコ公演を終え、11月にアルゼンチンとブラジルで公演を再開するまで現在ツアーをしばし中断している。また、ビヨンセは最近、欧州と北米で5か月に及ぶ【ルネッサンス・ワールド・ツアー】を開催し、10月1日に米カンザスシティで自身最大のヒット・ツアーに幕を下ろした。

テイラーとビヨンセが一緒に公の場に姿を現すことは稀だが、二人の付き合いは長い。2009年の【MTVビデオ・ミュージック・アワード】でカニエ・ウェストがテイラーの受賞スピーチを妨害した有名な事件後、ビヨンセは彼女を擁護した。これがおそらく二人が交差した最も有名な一件で、それ以来二人は連絡を取り合い、お互いの誕生日パーティーにゲストとして参加したこともある。

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