【浦和】横浜FMとの第2戦、安部裕葵は間に合わず。ルーキー堀内陽太の先発有力「プラスアルファのフレッシュな力を与えてくれる」スコルジャ監督も期待

第2戦をホームで戦えるアドバンテージ、サポーターとともに「私たちは12人で戦えると確信しています」。

[ルヴァンカップ 準決勝 2nd] 浦和 – 横浜FM/2023年10月15日17:00/埼玉スタジアム2002

ルヴァンカップ準決勝の横浜F・マリノスとの第2戦に向けて、浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が10月13日、オンラインによる取材に応じた。

浦和は第1戦でイエローカード2枚をもらい退場処分を受けた酒井宏樹が出場停止に。また、伊藤敦樹が日本代表、大畑歩夢がU-22日本代表の活動に合流しているため不在になる。

スコルジャ監督は「(第2戦に向けて)相手より多くの得点を決めて決勝に行くことが最初の目標。一戦目より多くのチャンスを作らなければいけません。そのためには、よりリスクを冒すべきです」と意欲を示す。

そして選手起用について、指揮官は次のように語る。

「さまざまなアイデアがありますが、最終的な答えが出るのは明日の練習が終わってからです。酒井宏樹は出られないものの、他の選手はメディカルスタッフとともに準備しています」

また、メディアとの一問一答のなか、今夏加入した元日本代表FW安部裕葵は15日の試合にはまだ間に合わないという説明があった。

「ケガをしている重要な選手が数人います。裕葵はできるだけ早く公式戦で見たいと思っています。しかしその試合はこの日曜日の試合ではありません。ただ私に言えることは、10月中にケガ人は全員戻ってくるということです」

また、『U-21ルール』により、15日の横浜FM戦では、早川隼平あるいは堀内陽太の先発が義務付けられている。ただし、早川は第1戦、開始19分に負傷で交代している。堀内のスタメン起用が有力視されるが……。

「(早川)隼平を回復させることに務めています。今日の練習には参加していません。明日判断することになります。隼平が間に合えば考えられますが、間に合わなければ、堀内陽太がいます。陽太は能力が高く、プラスアルファのフレッシュな力を与えてくれます。彼が出場した場合、相手にとってもサプライズの要素になるはずです」

そしてスコルジャ監督はホームで第2戦を迎えられることを、今回はアウェーゴール撤廃が「プラスに働く」と前向きに捉えていた。

「(サポーターとともに)私たちは12人で戦えると確信しています。サポーターが共に戦ってくれると信じています。できれば満員のスタジアムで戦いたいですね。クラブ全体にとって、とても重要な試合です。私たちにとって、必ずこのホームゲームがアドバンテージになるはずです」

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逆転への2ゴールへ――。スコルジャ監督は大きな後押しを期待し、クラブ一丸で勝利を掴むことを誓っていた。

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