フジモン 当て逃げ事故に芸人仲間から疑問続出、スタッフも「飲まないから逃走する必要もないのに…」と困惑

お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(52)が乗用車を運転中に当て逃げ事故を起こしたことが判明したが、藤本を知る人たちからは困惑の声が上がっている。

藤本は10月4日の正午ごろ東京・渋谷区の交差点で接触事故を起こしたものの、対応せずに、運転を続けて現場を立ち去り、当て逃げの疑いで捜査中だという。報道によると、接触された乗用車の運転手が警視庁に通報し、事故が発覚。運転手にケガはなかったという。

藤本は所属する吉本興業の公式サイトを通じて《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです》と謝罪コメントを発表し、当面の間は活動を自粛することとなった。

しかし、藤本をよく知る芸能人から次々と“当て逃げ”を疑問視する声が上がった。

12日放送の『ゴゴスマ~GOGO! Smile!~』(TBS系)では、藤本と長年の付き合いのある放送作家の野々村友紀子(49)は「すごく不思議」と発言。同じく付き合いの長いカンニングの竹山隆範(52)も「そういう感じの人じゃない」として気がつかなかった可能性に言及した。

また、おぎやはぎの小木博明(52)も12日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で「ちゃんとした人じゃん、常識人だし」とし、「考えられない。一番逃げない人」と断言。矢作兼(52)も「あとビビリだし。だから逃げるなんて考えられない。ありえない」と同調した。さらに、一般的に事故の際に逃走する理由として「飲酒」などがあげられるとしながら、藤本については「あの人は酒飲まないし、昼間だからまずないだろう」とし、意図的な逃走ではなく気がつかなかった可能性を指摘した。

藤本と仕事をしたことのある、あるテレビ局のディレクターも首を傾げる。

「何回も一緒にロケに行きましたが、すごく真面目で仕事も一生懸命な人です。カメラが回っていないところでは、怖かったり、空気がピリつく芸人さんも多い中、藤本さんは本当にいい印象しかない。スタッフ、演者含めて盛り上げてくれるタイプで、いつも自然体で本質的にいい人です」

また、おぎやはぎの発言と同様に、飲酒運転を隠蔽しようとして逃走した可能性も低いという。

「藤本さんは、飲み会自体は好きでよくやってます。フジモン飲み会グループ『軍団マハロ』というのがあって、メンバーはナダルさんやライスの関町さん、とにかく明るい安村さんなど。でも、藤本さんは飲まないんです。だから、軽い接触事故なら逃走する必要がないと思うのですが……」(前出・ディレクター)

芸人仲間、スタッフが口を揃えて違和感を覚えるフジモンの当て逃げ。“逃げた”理由について本人の口から語られ日はくるのか――。

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