開封した豆乳、すぐにダメになるのはなぜ?その理由と開封前・開封後の賞味期限の違いとは

開封した豆乳がすぐにダメになってしまう!

未開封の状態であれば、豆乳の賞味期限は牛乳よりもかなり長いのが特徴です。それだけでなく、開封した豆乳はあっという間に傷んでしまうという特徴も持っています。

どうして開封した豆乳は、あっという間に劣化してしまうのでしょうか?

開封後の豆乳が、すぐダメになる理由

開封後の豆乳は、どうしてすぐに劣化してしまうのでしょうか?その理由と、腐敗サインについてまとめました。

雑菌が繁殖しやすい

豆乳は、非常に栄養価が高いのが特徴です。そのため、雑菌が豆乳内に侵入するとあっという間に繁殖してしまいます。一度繁殖した雑菌は、加熱しても完全に殺菌することはできないので、雑菌が繁殖したものを飲んでしまうと食中毒になる恐れがあるので危険です。

また、豆乳は空気に触れることで酸化が進み、劣化します。酸化による劣化を食い止めることも、雑菌の繁殖同様に難しいため、一度豆乳のパックを開封してら数日内に飲みきるのが吉!冷蔵保存必須で、常温保存は絶対にNGです。

傷んでいる豆乳の特徴

豆乳が劣化しているときの特徴は、以下のようになります。

  • どろどろになっている…とろみが強くなっている
  • 豆乳の中に塊ができている
  • 変色している…カビが発生している可能性が高い
  • 香りが変わっている…酸味の強い、腐敗臭になっている
  • 味が変わっている…舌がピリピリする・酸っぱくなっているのなど
  • 牛乳を温めたときにできるような、膜が張っている

豆乳の中の塊や膜だけを除去しても、全体が劣化しているので飲んだり調理することが不可能です。上記のうちのどれかひとつでも当てはまるものがあったら、豆乳が劣化しています。体調不良を招かないためにも、破棄してしまいましょう。

豆乳の開封前・開封後の賞味期限の違い

豆乳は、開封前と開封後では、賞味期限にどれくらいの違いがあるのでしょうか?

  • 開封前…1か月~半年ほど
  • 開封後…2~3日以内

開封前と開封後では、賞味期限に大きな差が生まれます。開封前は常温保存可能ですが、開封後は冷蔵保存必須になるのも大きな違いです。開封後常温保存してしまうと、数日と持たず豆乳は腐ってしまいます。それほど繊細で、傷みやすい食材なのです。

とはいっても、豆乳は一度開封すると結構な量を消費することになります。事前にレシピを考えておくほか、大きなパックではなく200mlの使い切りや飲みきりサイズのものを購入するのもよいですね。

まとめ

豆乳は、開封前と開封後で大きく賞味期限に差が出るため、管理方法や保存方法に加えて消費方法も考慮して開封する必要があります。劣化サインや腐りやすい理由を把握し、無理なく消費しきれる量の豆乳を購入しましょう。

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