せとのわ ネットに特設ページ開設 地場企業の売り上げ拡大支援

天満屋のECサイト内に設けた「瀬戸内のチカラ」の特設ページ

 地域商社「せとのわ」(岡山市北区本町)は、地場企業の売り上げ拡大を支援するため、地域産品をインターネットで販売する特設ページ「瀬戸内のチカラ」を、天満屋(同表町)のEC(電子商取引)サイト内に設けた。

 第1弾として販売を始めたのは、まるみ麹本店(総社市美袋)のみそ、アーリーモーニング(新見市大佐小阪部)の紅茶など岡山県内9社の56アイテム。今後も、せとのわが開発支援に携わる商品などを順次アップしていく予定。

 同社は天満屋やちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG、岡山市北区丸の内)、山陽新聞社(同柳町)など5社で組織。地場企業の販路拡大をサポートしており、これまでリアル店舗とのマッチングを進めてきたが、商品を幅広く紹介するためネット販売に乗り出した。同FGの子会社・中国銀行(同丸の内)も窓口で特設ページを紹介する。

 せとのわは「百貨店や銀行のネットワークを生かしながら、取引会社の売り上げ向上をバックアップしていきたい」としている。

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